いや、またもや堪能してしまった。通し稽古の段階で、すでにして堪能してしまった。
妻は「役者が怪我しないか」と心配だそうだ。
娘は、間近でカツアゲや肉弾戦が展開されるのを目の当たりにして、「けっこーこわかった」といっていた。佐藤誠さんの眼も、別の意味で「いつも」怖いそうだ。
えっと、無理を聞き届けてくだすったお礼に、この場を借りて皆さんに、田上パルをお勧めします。田上パルは、本当に、面白い劇団です。みんな、観に行こう!
3行で言えば:熊本弁体育会系高校生の汗と男気と肉弾戦の青春群像劇。若い男優のピチピチした肢体がスパークする。今回は、不思議もやしくんも登場だ!
が、帰りしな嫁さんに
「これ、高校生にやらせたら面白がってやると思うんだけどな」と言ったら、
「いや、それは無理」とのこと。何故かときけば、
「高校で芝居やるような子達が、これほどまでにリアルな(=アホでほんっと何も考えてない)高校生を演じられるわけが無い」。
真理だ。だからこそ、田上パルの20歳超の連中が高校生を演じることの面白さがあるのだ。彼らは、女形が女性以上に女性らしいのと同じ意味で、高校生以上に高校生らしくなってしまっているのです。
もちろん、乱暴でスピード感溢れる役者陣をきっちり芝居にまとめる田上氏の手管と目配りも、毎回楽しみ。
この、僕にとってまさに「旬」の劇団、本番は9月5日から11日まで、アトリエ春風舎で。たったの9回しかやってません。
詳しくはこちらまで。
http://
(少しは宣伝になってましたでしょうか?)
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