2017年3月29日水曜日

Us/Them

18/02/2017 20:00 @National Theatre, Dorfman

昨年のエディンバラで大好評を博した、ベルギーのカンパニーによる2人芝居。今回ロンドンはNational Theatreに登場。

<昨年観たときの感想はこちら>
http://tokyofringeaddict.blogspot.co.uk/2016/09/us-them-edinburgh-festival-fringe-2016.html

昨年観たときよりも、公演としてこなれた印象。悪く言えば、小屋がNTだから、ということもあるのかも知れないが、若干よそ行きな感じがした。
明らかに「上手に」こなしていて、昨年の、ともすると勢いで乗り切ろう、という面は削られていたのは良いのだが、
「こなして話しを前に進めている」感じが、時々見えた気がして。

エディンバラで観たときはSummerhallの、「学校の階段教室を改造しました」感溢れる雰囲気の中での上演だったのに対して、
今回は見るからに「スタジオ方の中劇場です」感溢れるDorfmanだった、というのも多分にあるのかも知れない。

入ってくる観客が、エディンバラの、芝居をよく観る人、観ない人、関係者の若い人、というミックスから、
ロンドンの、情報感度の高い観客に絞られてしまったからかも知れない。

ひょっとすると、筆者自身が「2度目」ということで、集中力を欠いていたのかも知れない。

どうだったのだろう? 例えば、SPACや芸劇に持って行ったら、観客層の雰囲気も相当違うから、今回と異なる緊張感で観られるのかも知れないし。どうだろう?

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