2015年8月3日月曜日

Badly Drawn Boy

26/07/2015 @Barbican Centre

良かった。本当に良いライブだった。
Damon Gough自身がとっても楽しんでるみたいで、それが嬉しかった。

Badly Drawn Boy を初めて聞いたのは、2000年頃家族旅行しているとき。ホテルの部屋のテレビでMTVかなんかつけっ放しにしてたら、
"Spitting in the Wind" のPVが流れてて、それがBDBを聞いた最初。ついでに言うと、Joan Collinsを見た最初でもある。

http://www.youtube.com/watch?v=86MmPaBvSIM

で、ロンドンに戻って速攻で"Bewilderbeast"を買って、それがもう15年前かー。

"About A Boy"のサントラがその後にでて、それも良いアルバムだったんだけれど、実は"About A Boy"は、
僕がUKに来て最初に読んだ英語の本"High Fidelity"を書いたNick Hornbyの小説第2作で、とっても好きで何度も読んでた本で、
その映画化のサントラっていうので買ったらやっぱりすごく良くて、実はその後も何度も繰り返し聞いたアルバム。それももう13-14年前になる。

あ、何が言いたいかというと、BDBのアルバムってのは、僕の前回のUKでの生活とすごく絡み合っていて、
その10年間が僕にとって、一種大変充実・安定していた時期だったというのもあって、
要は、「BDBのアルバムが、自分の良い記憶と結びついている」ということなのです。

その後もBDBのアルバムは欠かさず聞いていたのだけれど、このところ調子が悪かったみたいで、新作もなかなか出なくて、
気をもんでいたのだけれど、この夏、Bewilderbeast15周年のツアーをする、っていうんで、これは聞きに行かなくては、と。

15年前だものね。懐メロだね。もう。
でも良いんです。Damonが元気で、また、曲作ってくれたら。来年には新しいアルバムも出すって言ってたし。
バックバンドのお兄ちゃん達も、楽しく、かつ、ソリッドにBDBを支えてくれてたし。
そして、良い曲が揃ってるよ。
あの、ちょっとぽっちゃりしてるので腕が上がりきらない「両手ガッツポーズ」も堪能したよ。
「ずっとバービカンで演りたかったんだ」ってのも、お世辞にはとらないでおくよ。嬉しかったよ。

http://www.setlist.fm/setlist/badly-drawn-boy/2015/barbican-hall-london-england-13f605d5.html

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