2008年12月13日土曜日

RTNプロジェクト 就活支援セミナー その2

07/12/2008

これもいささか旧聞に属することになってしまったが、7日、帰国子女のための就活セミナーに、パネリストの1人として「懲りずにもう一度」呼ばれて行ってきた。

http://www.rtnproject.com/

「最近の若い人に一言」ということだったので:

① 会社で働くということは、所詮、個人と企業のバーゲニングでしかない。個人は、「企業という組織を使って自分の力にレバレッジをかけたい」と 思っている一方で、企業は、あくまでも使い勝手の良い個人、あるいは、企業を変えてくれても壊すまでには至らない個人、を求めている。
② でも、いざ勝負してみると、企業の方に一日の長がある。すなわち、企業は、「あぁ、この会社に入ってよかったなぁ。やりがいもあるし。」と いう幻想を働いている人に抱かせることが、とても上手。すると、個人にとっては、本来手段であったはずの「会社で働くこと」が、目的と化してしまうことが 往々にしてある。
③ その罠にはまらないためには、会社で働く際にも、「何で働くのか?」「何でお金儲けをするのか?」を常に頭の片隅においておく必要がある。
最近の若い人を見てると、①-③に対して無自覚であるために、問題解決能力は高くても、何故それが問題なのか、について考える能力が欠如している人が多いように思われる。

なーんて話をかましてきたのですが、ご存知の通り、こういう言葉って、そのまんま自分に返ってきますからね。怖いですね。

ポイントは、僕が言っているようなことも、実は、「幸せに生きるための処世術」でしかないよ、ってことなんですよね。

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