02/08/2008 ソワレ
おおっぴらにエッチであこぎにセンチ。
目新しいことを血眼になって探さなくとも、他と違った気持ちの良いパフォーマンスはそこにあるんだよ、ということがよーく分かる。こういうのがア ゴラで観られるのはとても嬉しくて、(青年団、五反田団からリオフェス、チェルフィッチュまで取り込んだ)アゴラ特有の「匂い」に、この集団のエッチな香 りがまた1つ付け加えるのか、と思うとまたそれも嬉しい。
このFUKAI PRODUCEという集団を人に説明するに当たっては、どうしても、
・ なんだか無脊椎動物のような とか、
・ 芝居の系統樹から外れた生き物のような
という言い方になってしまう。
60年代アングラから現代口語演劇まで、どんな方法論を展開すればここに至るのかという質問は彼らについては無意味で、「だってこういうのがある んだもん」の一言で片付いてしまう。でも、「センス」とか「才能」と言って諦めてはいけないのじゃないかとも思うし、じゃあ、どんな風に整理したらよいの か、と考えるより前に、まずは存分に楽しむべし。
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