今、ロンドンのバービカンセンターでベケット特集をやってます。
ゆうべ、ゴドー待ちを観てきた。
とても良し。
良い戯曲を、変な解釈を加えずにテンポ良く演じてるのを観るのは気持ちが良い。
日本語で観たい。変な解釈の入らないバージョンで。
ゴゴーは志村けんさん。ディディは柄本明さん。ポッツォはベンガルさん。ラッキーは、うーんと、SMAPの中井君?
荒井注さんや天本英世さんが生きていらした頃は、荒井注のゴゴー、天本さんのラッキーなら絶対観たい、と思ってたんですが(ピーターホールのゴドー待ちを観た頃)。
でも、本当は、そういう素晴らしいゴドー待ちが、日本でも既に上演されているのかもしれない。僕が知らないだけかもしれない。
実際、物事を知らないってのは恐くて、しかも恥ずかしい。
この間「ヴァージニアウルフなんか恐くない」をキャスリーンターナー主演で観たときに、嫁さんに、
「いや、こういうのは、八千草薫みたいな、美人美人な奥さんじゃないと」
なんて話をしたのですが、実は、皆さんご存知のとおり、
「ヴァージニアウルフ」映画版の主演はエリザベステイラーだったんですね。いやー、話してた相手が嫁さんでよかった、よかった。
ちなみに、キャスリーンターナー、のどが枯れて声が出なくて、休み休みの出演になっちゃったみたいです。
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