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2008年5月25日日曜日

怒りは目を曇らせる

この、アーバイン・ウェルシュという男、本当にたいしたヤツである。
Trainspottingの原作者、というとイメージ沸くかもしれないが。

http://books.guardian.co.uk/departments/generalfiction/story/0,,2280915,00.html

以下、彼によるところの、ブチぎれる時の黄金ルール:
①ムリに自分の感情・憎しみを高めようとしたりするな。
・・・怒るなら、真摯に、心の底から、怒れ。
②あんまりちっちゃなことに目くじら立てると、てめえがちっちゃく見られるぜ。
・・・道路政策に怒る時に、駐車違反取締りのお兄ちゃん(おじいちゃん)にあたっちゃいかん。
③怒りにはきちんとした理由があること。
・・・怒りにはそれなりの報いが来る。それを受け入れられるか?
④常に引き際を用意しておけ。
・・・キミがいくら怒ったところで、目の前の人間を変えられる訳はないのだ。常に引くタイミングを意識しとけ。
⑤接触プレーに際しては、掴んだり押したりするな。殴れ。あるいは頭突きしろ。
・・・まあ、その結果、ルール③が適用されて3日後に病院で目を覚ましても俺は知らん。

この男が信用できると思ったのは、
「この俺にしても、やっぱり相手を見て怒り方決めてたりするんだよね」
という一言である。こいつ、冷静だよ。

みなさまには、Thich Nhat Hanhの「怒り」をあわせて読むことをお奨めしますです。

2008年1月21日月曜日

Oh, Paxo!

Paxo、やってくれました。

http://lifeandhealth.guardian.co.uk/fashion/story/0,,2244273,00.html

相手に事欠いてM&Sのパンツと靴下にド詰めを食らわせるとは、さすが大物。
しかし、それに応えて、パンツ持参でランチにやってくるM&Sの社長もなかなかどうして大したもんである。

しかし、あっしも在英中はM&Sの下着・靴下に非常にお世話になったもんですが、Paxoが気にかけている「サポート不足」っちゃ一体なんやろね?
気になる。

こうなったら、NewsnightにM&Sの社長呼んで、ライブでパンツ談義食らわしてほしいものである。もちろん、スーツ姿だけどデスクの下はズボンなし、愛用のM&Sパンツ姿で対談してほしい。
パンツのゴムは緩んでも、Paxoは追求の手を緩めませんでしたとさ、みたいな感じで。

2007年12月18日火曜日

ふるさとの訛りなつかし停車場の

今日の昼間、京浜東北線に乗っていたら、見た目欧州人の若い女性(20台前後かな?)が5人、品川から乗り込んできた。観光客な風情で車内でぺちゃくちゃ話していたのだが、これが、何と、英語のようで英語でないようで、聞き取りにくい。

で、じっと聞いていると(失礼!)なんと、きっついアイルランド訛りの英語でした。

若い女性がアイルランド訛りでおしゃべりしてるのを聞いたのはむちゃくちゃ久し振りだったが、思わず、
「な、なんてかわいい話し方なんだ!」
と感じてしまった。

むかし、ジム・ジャームシュのミステリー・トレインの中で、ジョー・ストラマーがアメリカ人の女性に「あんたのアクセントって、とってもスイートなのよ」といわれていたのを思い出す。イングリッシュですらスイート。いわんやアイリッシュをや。

でも、イギリスでアイリッシュ訛りの若い女性が集まってしゃべってても、かわいいとは感じないに違いない。100%確かだ。

2007年1月10日水曜日

Borat

本当にとんでもない映画で、全米・全英ともに興行収入瞬間風速1位に輝いたと言うのもとてもうなずける。
戸田奈津子には字幕が書けまい。このお下劣さでは。

イギリスの新聞で、
「俺たちはもう、後ろめたい笑いでしか笑えなくなってしまったのだろうか」
と書いてあったが、存分に後ろめたい気分になってくれ。
僕も存分に後ろめたく笑ったぞ。

考えてみれば、ドリフのまねだって、いかりやに怒られたり先生に怒られたり女子に白い目で見られたりするからこそ面白かったのだ。

ただし。だ。
これを観て怒り出す奴等がいても、野暮だなんて決していってはいけない。それはほとんど、松山から出てきて在京10年のオレが、高松から出てきて在京2ヶ月目の男をいなかものだと笑う滑稽さに似る。

そこら辺、さすが、ロンドン育ちのユダヤ人だけあって、来るなら来いの出鱈目さにはおそれいる。考えて作ったようで、実はノリだけで作ってしまったのに違いない。
ちなみに、劇中喋ってる「カザフ語」は、実は全部現代ヘブライ語だそうです。その内容もまた、すごいらしい。この映画、イスラエルでも大流行りなんだとさ。

何と、この、密やかな加害者意識の連帯の、後ろめたくも面白いことよ。日本公開とそれへの「正義派」大新聞(右も左も)の評価が待ち遠しい。

2007年1月9日火曜日

Pan's Labyrinth

映画。スペイン内戦。化け物の迷宮。
出だしのっけから、黒っぽい画面に血の赤が混じる。
これぞ闘牛の国スペイン。オ、レィ!

と言う風なあっつぅーい映画ではなくて、私流に纏めてしまえば、
「思春期妄想少女のファンタジーと現実入り混じり、最後どうやって辻褄・落とし前つけるんだ」
映画、である(と言うたびに嫁さんを怒らせている)。

舞台も、アンダルシアとか、そういう、乾いたスペインの大地ではなくて、もうちょっと、ガリシアっぽい、雨の多い、湿った空気である。

僕的には、「思春期妄想少女の入り混じりモノ」の(僕なりの)定石を裏切る展開、結構楽しめました。映画を見慣れた人にとってはどうってこと無いのかもしれないけれど。
あと、ファシスト富士見父さんが目立ってます。

って思った後に、監督が「ヘル・ボーイ」を撮った人であることも発覚。おいおい。こりゃやられたぜ。ヘル・ボーイ2は絶対観に行くぜ。Pan's Labyrinth 2 はそもそも世に出ないだろうけどね。

でも、誤解の無いように言えば、そんじょそこらのつまんない芝居観るよりも3倍は面白かったですよ。

2006年10月14日土曜日

何と中村俊輔ハット!

いやー、帰ってくるなり、
Wigan 1 - Man U 0
はそれはそれでよいが、
Dundee 1 - Celtic 4

http://newsimg.bbc.co.uk/sport1/hi/football/teams/d/dundee_utd/live_text/default.stm

中村3点、驚きました。

本当に、大したもんです。
欲を言えば、中盤でRoy Keaneと組む姿をもっと見たかったのですが。
Chris SuttonもJohn Hartsonも居なくなっちまって、
知ってるのはNial LennonとBaldeくらいです。

でも、本当に、SPLとはいえ、大したものです。

2006年10月11日水曜日

靴の最期の時

靴のソールが剥がれたので、Mister Minitに持参。
「ソールを交換してください」
「ソールだけじゃなくて、その内側の革まで剥がれてますよ。
これだとそこから全部交換です」
とのこと。費用は1万2千円。

1998年の1月に29ポンド(5500円くらい)で買った靴なので、さすがに修理断念。
Mister Minitのお兄さんに処分をお願いしたら、
「練習用の靴として使わせてもらいます」
と、大変ありがたいお言葉を頂いた。
練習台として、しっかりと第二の人生を送ってほしい。

思えば、ソールも何度か張り替えて、この8年間、よく頑張ってくれた。
買った当時のことを思い出して、ちょっとセンチになってしまった。合掌。

2006年10月10日火曜日

ポール・ハンターの冥福を祈る

朝一番でウェブ版の新聞を開けて知った。

http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/other_sports/snooker/6035879.stm

化学療法を受けながら、ツアーにも参加していたので、
てっきり一旦直してから再発したのかと思っていたら、
実は、痛みをこらえながら試合していたらしい。

対戦する選手も
「ポールに勝っても心の底からは喜べない」
状態だったらしい。

ブロンドで甘い顔したヨークシャーの男。
パッと見た目いい男だったが、テレビに出ててもやっぱりカラッと明るい、いい男だった。

特に応援してた訳ではないけれど(僕は「青筋君」Ken Doherty、「Welsh Potting Machine」Mark Williamsと、何だか本番に弱い Matthew Stevens を贔屓にしてるので)、
27歳は早過ぎる。

もっともっと、その容貌とキャラクターでスヌーカーを盛り上げてほしかった。本当に残念です。

2006年9月9日土曜日

エコノミスト誌に腐女子登場

仕事柄、英誌エコノミストは毎週読んで、日本関連の記事は必ずチェックしてますが、
何と、今日届いたエコノミスト誌、唯一の日本関連の記事は:

Kick-ass Maidens

でした。
細かいことは、わしは知らん。
ただ、世界を代表する経済雑誌Economist誌の記事の中に、
"fujoshi = rotten ladies" とか、"boys love" とか "dojinshi" とか "butler's cafe" とか、
次は"Schoolboy Cafe"だ、とか。
書いてあった。

ご興味ある方は、Economist誌9月2日号、ご購入ください。
後は任せます。

2006年5月8日月曜日

スパーズ散る

今季のプレミアリーグ全日程、ただいま終了。

トットナム・ホットスパーとアーセナルは、ともに北ロンドンに本拠を置く宿敵同士。その2つのクラブが来期の欧州チャンピオンズリーグの出場権を賭けた4位争いは、最終戦にもつれ込んでいました。
チャンピオンズリーグ、出ると出ないとで収入が何十億円か違うので、両チームともマジ必死。

12月以来4位から落ちたことの無いスパーズは、今日ウェストハムに勝てば文句なし4位。引分けてもアーセナルがウィガンに勝てなければ4位。
そしてその結末は。

昨夜以来主力選手7人がお腹を壊したスパーズは、ウェストハムに2-1で負けて散った。

勝って4位を決めたアーセナルの喜びの表情を伝えるテレビ中継。

昨夜スパーズの選手が泊まったホテルには、警察が呼ばれてるらしい。
って、スパーズサポーターなら絶対に何だか疑っちゃうシナリオですな。
普通、食中毒なら保健所が先に呼ばれるはずだし。

小生はロンドンに来た時期がヴェンガー監督とかパトリック・ヴィエイラ(今はいないけど)と近いので、心情的にはアーセナル応援してますが。

こんなマンガみたいな話も、本当に起きちゃったりするんですねー。今後の展開に期待。

ただ、個人的にもっと注目してるのは、ニューカッスルのグレン・ローダー監督。2年前にウェストハムを降格させて、その上降格寸前のタイミングで 脳腫瘍で倒れたりして、まったくついてない、という印象の人でしたが、今季はシーズン途中からニューカッスルを見事に立て直し、7位で終了。たいした方で す。ローダーさん、おめでとうございました。

2006年4月23日日曜日

ロンドンマラソン、頑張れ山内さん

「明日のロンドンマラソンで、山内さんがトップを狙う。」
と、こっちの新聞に書いていました。
山内さん、新聞記者に「日本食パワー」を力説。ヒジキ、納豆、のり、お餅と、伝統的な日本食を直前に食べてレースに臨むそうです。

http://sport.guardian.co.uk/athletics/story/0,,1758078,00.html

で、タワーブリッジを背にトレーニングしてる写真が載っていたが、日本人は一人も写っていない。 - Mara Yamauchi さん、明日出場するイギリス人ランナーとしては最も期待のかかる選手。
日本人と結婚して苗字が変わってますが、れっきとしたイギリス人の方でした。

頑張れ、山内さん。最初は日本人かと勘違いしてて申し訳ありませんでしたが、引続き応援します。
でも、納豆とお餅をレース直前に食べたりして、おなか痛くなったりしませんか?